西暦1999年、月面にその拠点を置くマシン帝国・バラノイアは地球支配を果たすべく人類に宣戦布告を行う。全面降伏に応じない人類に対して世界の各都市に壊滅的打撃を与えたバラノイアの次の標的は日本に向けられた。
だが人類はこの脅威に屈することなく国際空軍(U・A)のメンバーからの選抜チーム、「U・A・O・H=オーレンジャー」を編成。超古代文明が残した「超力」を武器にバラノイアに立ち向かう。
機械と人間の戦いは、6億年前の英雄キングレンジャー/リキや、謎の魔神ガンマジンの参戦、そしてバラノイア内部の内紛と世代交代を経て、より激しさを増していくのであった。
モチーフには「古代文明」が選ばれ、これにまつわる様々な要素が使用されている。企画当初の番組名及び戦隊名は「古代戦隊ナゾレンジャー」であった。また、オーレンジャーのゴーグルの意匠は「★■▼〓●」であり、各メンバーの苗字(星野、四日市、三田、二条、丸尾)や、メカや武器にまでこれらのマークが使用されているのも特徴。
原点回帰を念頭に、戦闘のプロ集団であるゴレンジャーと同じくメンバーを職業軍人と設定し、メンバーがレッドを「隊長」と呼ぶなど、ハードな作風が指向された。また『カクレンジャー』などで行われていたレッドの非リーダー化、名乗り上げの中心をその回の主役が行うといったパターンを廃し、従来のレッドはリーダー、誰が主役であろうとレッドが中心という『ジュウレンジャー』以前のパターンも復活している。
キャスティング
オーピンク/丸尾桃を演じたさとう珠緒、オーブルー/三田裕司を演じた合田雅吏の出世作となった。この両者の成功は、とりわけ芸能界で大きな注目を集めた。以前から、若手アクション俳優の登竜門的存在としてそれなりに意識されていたスーパー戦隊シリーズであったが、これ以降、オーディションへの応募者が増加し、特に戦隊メンバーの配役については競争率が上昇、まさに狭き門となっていった[1]。なお、キングレンジャー/リキ役には当時中学1年生だった山口将司を起用した。またシリーズ20周年記念作品であること、そして原点回帰を図るなどの意味合いから、『ゴレンジャー』『ジャッカー』に出演していた宮内洋が戦隊指揮官として起用された。
本作における敵組織バラノイアは、レギュラーが着ぐるみのキャラクターのみで構成される組織である(2009年の『侍戦隊シンケンジャー』まで、このパターンは長らくなかった。)。その影響もあって多数の声優が起用されており、関智一、檜山修之等の当時売り出し中の若手声優や戦隊オールドファンにはおなじみの大平透と神谷明、また、肝付兼太や松島みのり等のベテラン声優が競演し注目された。また、ナレーションは田中信夫が務めた。
スタッフ
脚本陣はメインライターで前年より続投の杉村升を中心に、上原正三、高久進、曽田博久、井上敏樹と、いずれも当時までのスーパー戦隊シリーズでメインライター実績のある人物が集結し、とりわけ曽田は5度に渡る新ロボ登場の回を担当している。このうち杉村、上原、高久の東映特撮作品への参加は本作品が最後となったほか、監督では東條昭平、小笠原猛といったメンバーが本作を最後にスーパー戦隊シリーズを退いている。
またプロデューサーも、長年に渡り本シリーズに携わり、長寿番組へと導いた鈴木武幸が本作品を最後に引退し営業専念することになった他、シリーズの基礎を築いた吉川進プロデューサーも、本作品の終了後東映を定年退職し東映ビデオに移った。
その反面、現在の東映特撮演出陣の中心メンバーである田崎竜太がデビューしたり、長石多可男が『地球戦隊ファイブマン』以来4年半ぶりにシリーズに復帰を果たすなど新旧交代著しい作品となった。当初、長石は番組序盤から参加予定であったがVシネマの制作スケジュールの関係で序盤からの参加が叶わず、半年遅れとなる32話からの参加となった。
どんどん橋 バンケット ドラント カステラ セルフ ターン トーチカ ピアサポタ リーバス クロラール キッチ かほく ビジター スピカ 大地の景色 モンゴル 真昼の月日 ドス上位 オーバリ マグネ クロマト モンタント やんぐこ セレス カウハイド ハナショ たそがれ フカロッ ヒノキ ベット カリス マニキ こちんだ バイサイド ラフ アウト タイガー キュラ やまびこ ブーム 大冒険 スケット トランス ハーレム クライ ジンマカオ バック ロスマリン キレイ モアイ
キャラクターデザインには『世界忍者戦ジライヤ』以来となる森木靖泰や、前作『カクレンジャー』にてキャラクターデザイナーとしてデビューした阿部統が起用されたほか、劇中音楽は東映作品でも馴染みの深いベテランの横山菁児が担当。サントラは『交響組曲』と称し、シリーズ初の海外(フランス・パリ)でのフルオーケストラ録音が行われた。挿入歌でもオーレンジャーロボのテーマソングの作曲を『大戦隊ゴーグルファイブ』以来の参加となった渡辺宙明が手がけた。